デジタルデータには「デジタル遺品」と「デジタル遺産」があります。
今回は「デジタル遺品」について少しお話します。
デジタル遺品とは、パソコンやスマートフォンに保存されている
直接お金につながらない、思い出に関係するものです。
写真データ・文書データ・ダウンロード済みの音楽・アプリなどがそうです。
あと、インスタグラム・フェイスブック・XなどのSNSのアカウントもそうですね。
もしもの時の為に、写真や文書などは「見てほしい物 」「見てほしくない物」 とを分けて
見てほしいデータだけを指定しておくといいでしょう。
例えば、「パソコンの〇〇〇〇というフォルダ」というように。
その中にお気に入りの写真を入れておけば、遺影に使うこともできるでしょうし
きっと、残された家族の思い出話に花を添えることでしょう。
SNSについては、どのデバイスでどのようにログインしたか
ログインに必要なID・パスワードなどを、残された方にも分かるように
エンディングノートなどに書き記しておくのもいいのではないでしょうか。
次回は「デジタル遺産」についてのお話です。